週明けに高熱で何人かのお友だちが欠席したり早退したりと急激に暑くなり体調を崩される
お子さんが多数いらっしゃいます。
昨日お休みされたお友だちが病院を受診したところ「ヘルパンギーナです」と診断された様で
ご連絡を頂いています。下記にヘルパンギーナの特徴がありますので各自目を通しておいて
下さい。また高熱で病院を受診される場合は、園でヘルパンギーナになったお友だちが居る
旨医師に伝えてください。
なお、朝の登園時の検温で37.5度を超えていた場合、とりあえずお預かりは致しますが、
お迎えに来れる体制を各ご家庭で取っておいてください。連絡が取れないのが一番困ります。
熱が下がり食事も普通に摂れるようになりましたら再受診を必ず受けて医師の登園許可が
出てからの登園とさせていただいています。自己判断でお子様を連れて来られ他の方に
感染してしまうことのないようにご配慮下さいますようお願い致します。
ヘルパンギーナ
初期症状は突然の発熱から始まることが多く、38.5度を超えるようなかなりの高熱になる
ことも珍しくありません。その後、口内から喉の奥にかけて痛みを伴う水疱や潰瘍が生じます。
患者の多くは4歳以下で、特に1歳に多く見られるのが特徴です。続いて2歳、3歳、4歳の
順に多く見られ、0歳児の罹患はそれほど多くありません。
こちらの病原体となるのもエンテロウイルスで、感染経路は手足口病と同じく飛沫感染、
接触感染となり、潜伏期間は2~4日程度です。ほとんどは予後良好なのでそれほど心配
ありませんが、ごく稀に髄膜炎、心筋炎などの合併症が起こることもあります。
症状が急激に悪化した場合は、医療機関を受診したほうが良いでしょう。
●家庭でのケア
口の中が痛いときは、かまずに飲み込めるものをあげます。
プリン、ゼリー、アイスクリーム、冷ましたおじや、とうふ、冷めたグラタンなどが
よいでしょう。十分に水分をとるようにしましょう。オレンジジュースなどのすっぱい
ものはしみます。入浴は、熱がなく元気ならかまいません。